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成分×美肌の学び
美容成分と美肌のしくみ|エステ向け成分アカデミー

第15回 荒れた土壌を鎮める、西洋ハーブの慈しみアルテア根とカミツレ ~自然の理(ことわり)がもたらす、静寂のスキンケア~

これまで、10種の発酵成分が織りなす「理想の土壌(肌)づくり」についてお話してきました。
発酵の力で土壌を耕し、細胞を呼び覚ますプロセスはエグランティエの核となる哲学です。

しかし、私たちが日々向き合うお客様のお肌は、常に一定ではありません。
季節の変わり目、ホルモンバランスや環境の変化、あるいは日々のストレス…。
時に土壌は熱を持ち、荒れ、敏感な状態に傾くことがあります。

そんなとき、発酵の力と手を取り合い、お肌に深い安らぎをもたらすのが、ファーマストリーシリーズに配合されている「オーガニックハーブ」の知恵です。
今回は、その中でも特に「鎮静と保護」を司る
「アルテア根エキス」と「カミツレ花エキス」についてお話します。

1. アルテア根エキス ~潤いのクッションで土壌を包み込む~

別名「マーシュマロウ」としても知られるアルテア。
その根から抽出されるエキスには、多糖類(粘液質)が豊富に含まれています。
この粘液質こそが、ダメージを受けたお肌の救世主となります。

アルテア根エキスの最大の特徴は、炎症を起こして薄くなった角質層を、厚みのある「潤いのクッション」で包み込みような保護力です。
カチカチに乾き、ヒリつきを感じるような土壌の表面に、優しい湿り気を与えて落ち着かせる。
このステップがあるからこそ、お肌は再び自分自身の「自生力(自活力)」を取り戻す準備ができるのです。

≪アルテア根エキスの美肌効果≫
 抗炎症・鎮静作用: お肌の赤みや炎症を穏やかに鎮め、健やかな状態へと導きます
 皮膚の柔軟化  : 粘液質が硬くなったお肌をふっくらと柔らかくし、質感を向上させます
 バリアの補完  : お肌表面に薄い保護膜を作り、外部の刺激からデリケートな肌を守ります

2. カミツレ花エキス ~お肌の「万能薬」がもたらす深い平穏~

ハーブティーでもおなじみのカミツレ(カモミール)は、古くから「お肌の万能薬」として重宝されてきました。
カミツレ花エキスに含まれる「アズレン」や「ビサボロール」といった成分は、非常に高い消炎効果と保湿効果を
併せ持っています。

土壌が熱を持ち、バランスを崩しているとき、カミツレは寄り添うように優しく働きかけます。
単に炎症を抑えるだけでなく、真皮層にまで平穏を届け、健やかな細胞が育つ環境を整えます。

≪カミツレ花エキスの美肌効果≫
   強力な消炎効果   : 敏感に傾いたお肌の不快感を和らげ、なだめるように落ち着かせます
 ターンオーバーのサポート: 炎症による代謝の乱れを整え、お肌の再生リズムを助けます
   保湿・収れん作用  : 潤いを与えながら毛穴をキュッと引き締め、キメの整った明るいお肌へ導きます

3. 「鎮静」の先にある、ファーマストリーの真髄

なぜエグランティエは、広く注目されている「発酵」と古くから伝わる「オーガニック」を融合させたのでしょうか。

それは、現代を生きる私たちの肌が想像以上に「疲弊」しているからです。
炎症が起きている肌にどれほど栄養を注いでも、それはかえって負担になりかねません。
まず、オーガニックハーブで土壌を「鎮める」。
その静寂の中で、発酵の力が「耕す」。
この二つの融合こそが、ファーマストリーシリーズが提供する「論理的な優しさ」です。

自然の慈しみが土壌の火を消し、栄養を受け入れる準備を整える。
野ばら(エグランティエ)のように強く、美しい自生力を育むための不可欠なプロセスです。

~サロンで活かせるトーク例~
敏感肌や揺らぎ肌でお悩みのお客様へ、ファーマストリーのオーガニック成分の価値を伝えるトークです。

トーク例:赤みや揺らぎを感じているお客様へ
「○○様、今お肌が少しお疲れでデリケートな状態になっているようですね。
そんな時にお使いいただきたいのが、このファーマストリーシリーズなんです。
ここには、アルテアやカミツレといった古くから“お肌の救急箱”として使われてきたハーブがたっぷり
配合されています。
例えるなら、熱を持った土壌を優しく冷まして、ふかふかのクッションで守ってくれる“お肌のサプリメント”。
まずは自然の力で炎症をスッと鎮めてあげましょう!
お肌が平穏を取り戻すと、一緒に配合されている発酵成分の効果も、より深く確実に届くようになります。
自然の優しさに包まれて、元気なお肌を取り戻していく感覚をぜひ実感してみてくださいね。」

自然の理(ことわり)で、お肌に静寂を

表面的な美しさ以前に、お肌が「心地よい」と感じていること。
それが自生力を育むための絶対条件です。
アルテアが守り、カミツレが癒やす。
この伝統的なハーブの力が、最新の美容理論と出会うことでファーマストリーは「お肌の頼れるパートナー」と
なります。

次回、第16回は引き続きファーマストリーのオーガニック成分の中から「巡りと浄化」を司る、ゴボウ根エキスと
トウキンセンカ花エキスについてお話します。
土壌の老廃物を流し、澄み渡る肌をつくる物語を楽しみになさってください。

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